爆裂勉強塾 寺子屋kids|江戸川区篠崎町 

寺子屋kidsの日常・小学校教師だったころの思い・塾長の日常を綴ります

「時間」の勉強の落とし穴

お子さんは、正しく「時刻」を読むことができますか?

 

また、「時刻」と「時間」の区別や計算ができますか?

 

 

 

日々、時間の流れの中で生活しているのならば

そのくらいできて当然!

 

もちろん、我が子もできる!!

 

 

もし、そう確信をもっていらっしゃるのならば

この先は読まずに閉じてください

 

あなたの貴重な時間を無駄にしたくはありません

 

 

 

しかし、もし我が子が「時間」「時刻」について

少しでも不安を抱えているのならば

この先をぜひお読みください

 

 

 

今何時?

 

 

7時40分だから、もうそろそろ学校へ行く時間よ!

 

 

 

3時間目って、何時に終わるの?

 

何言ってんの

11時30分でしょ!!

 

 

 

日常的な家庭や学校での様子です

 

 

感のいい方ならば、きっとお判りだと思います

 

そうです!

 

落とし穴の1つ目は

 

大人が時刻や時間を子どもに教えてしまっていること!

 

自分で確かめなくても分かってしまうことなんです

 

自分が知りたいのに

自分が確かめることをしなくても

勝手に答えがやってくる

 

 

どんなことでも自分事としてとらえなければ

できるようにはなりませんね!

 

 

 

落とし穴の2つ目

 

学校での「時刻」「時間」の勉強は

針の時計をもとにしたものです

 

しかし、最近は時計もデジタル化したものが多いですよね?

 

 

だとしたら、いちいち頭で時計の読み方を考えなくても

勝手に表示しているものを読めばいいだけですね

 

これで時計が読めるようになるかと言ったら

大変難しい

 

そんな世の中になってきているのです

 

 

でも、学校で学ぶ以上、針のある時計が家庭にあることが望ましいですね

 

そんな日常の中で、時刻や時間を読んだり考えたりする場面を

意図的に作りたいですね!

 

 

 

落とし穴の3つ目

 

時間の計算方法が、普通の計算方法とは異なることです

 

普通の計算方法とは「10進法」

 

足し算や引き算で日常的にやっている計算です

 

しかし、時計(時間)はこの「10進法」で考えられてはいません!

 

1分=60秒

 

1時間=60分

 

1日=24時間

 

1年=365日

 

ここで困る子供も数多くいるのは事実!

 

 

現に5年生に時間の計算をさせても

普通に間違う子がいるほどです

 

 

えっ!

 

驚きを持った方もいると思います

 

足し算をしたならば、

60秒を1分にしなければならず

60分を1時間に変化させ

24時間経ったら1日にしなければなりません

 

 

この辺りを確実に理解できていることが

時間の計算には重要なんです

 

 

 

落とし穴その4

 

現在・過去・未来

 

時間の勉強では、あらゆる時を考えます

 

それを「〇分前」と言ったり、「〇時間あと」などと言ったりします

 

 

時間の考え方もマスターしながら

日本語も意識して読み解く必要があります

 

 

「前」なんだから先へ進む?

 

「あと」なんだから前に戻る?

 

 

日本語としての理解も確実にしていかねばならない

 

ここが「時間」の理解に対する落とし穴でもあります

 

 

大人にとっては、なんてことのない「時間」「時計」の学習ですが

 

子どもにとっては大きな苦労の種なんです

 

小さなころから日常的に時間に親しみ

 

時間への意識が、自然に身についていれば

1年生から3年生で行う時間の学習で悩むことも少ないでしょう

 

 

実は、こういう日常化できるものって

他にもたくさんあるんです

 

 

次回以降は、それを紹介していこうかなと思います

こうご期待!!

 

 

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