28年間小学校の教員をやってきて
ただの一人も勉強が大好きだという子に出会ったことはない
勉強は嫌いではないけれど面倒くさい
テストではいい点数を取るけれど、別に勉強が好きではない
楽しいと感じることもあるけれど、ただそれだけ
勉強ができる子でさえこうなのだから
勉強が嫌い、勉強が苦手と感じる子は
どんなにか勉強に対して嫌な思いを抱えているか計り知れない
しかし、ほんの少しわかることがあると「楽しい」と思う時間がある
何だか面白そうだぞと感じることには「楽しい」と思う時間がある
勉強の仕方が分かってくると「楽しい」と思えるようになる
授業にホンワカした笑いは大切であろうが
それよりも「わかった」「できた」という時間の方が
「楽しい」と思えるようにするには、もっと大切である
オンラインで教えている小6生がいる
最初はなかなか思うように解けずに
イライラしている様子も見られたけれど
最近は、「えっ、もう時間?もう終わり?」なんて言葉をよく聞く
それだけ勉強に集中できているからである
対面でなくてもオンラインでだって子どもは成長できる
楽しささえ感じさせれば、
どんなやり方だって可能である
さて、今日の夜はタイの姉妹への国際オンライン授業
どんないい顔を見せてくれるか楽しみ楽しみ